【ハローあおい】今年を振り返って(事業プランの作成)、思い出は市川大門通り手児奈
ホームページを公開した時点では、
事業プランなどと言うはっきりしたものは、意識していませんでした。
とにかく」、「CAD・CAMによるステンドグラス加工システムを
完成させることだけ考え熱中してきました。
バブル時代では、ステンドグラス等が高価でもてはやされていた。
そんな時代背景の中で、決めたシステム開発であり、今から20年近くも前の話です。
そんな時、ある人の死を契機にして、仕事の合間に蓮の花などの写真を
撮り歩きながら、これからは"どんなことがあろうとも、市川市大門通りで契りを結んだ故人の分まで好きなことをやろう"と、心に決めて選択した道でした。
挿入の蓮の写真は、その時撮ったものです。上野の不忍池・・・・・
そして、伊勢崎に帰り一人暮らしだった母との生活が始まりました。
兄の会社に居候して、平成5年の秋システム開発を開始しました。
これが完成すれば、ステンドグラスが量産でき、大量供給できると考えていた。
これが、全てであり、これだけでチャレンジしたのです。
強いていえば、これが事業プランだったのかも知れません。
"ガラスは機械加工出来ない"と言う常識の中で工夫が必要でした。
アイデアは、最初からあったが実現できるCAD・CAMがありませんでした。
そのため、このCAD・CAMソフトウエアの開発が必要であり、
みっちり10数年かかりましたが、全てを一人で開発しました。
私の人生において最大の試練であり、充実した時期でもありました。
そして、今年10月17日に工夫した加工法の特許が認められました。
母にも一緒に喜んでもらいたかった。・・・(母の一周忌は10月22日です)
今では、ステンドグラスも手作りとはいえ、ルーターなどの道具も普及して
大分製作方法も変わってきています。
加えて業界も低迷しており、"手作り、オリジナル製品のオーダー製作"が
主であり、私などは、アウトサイダー的立場にあります。
今、ステンドグラスにこだわらず、"ガラス板のNC加工法"を中心とした
戦略に変えようと考えています。
「CAD・CAMによるステンドグラス加工システム」は
1 区分けCAD : 形状を確定しデザイン図、型紙、形状データを作成する。
2 多角形化CAM : 形状を多角形化し、NCプログラムを生成する。
から構成されています。
この多角形化CAMが、"ガラス板のNC加工法"に相当し、
ステンドグラスに関係なく、ガラスピースの加工法として、特許になっています。
この オンリーワン技術である"ガラス板のNC加工法"により、
どんな形(自由形状)でも、
滑らか仕上げ(機械部品並みの精度)で
高品質のガラスピースの製作・販売
を売りにしようと思いました。
しかし、まだ自信がありません、もう少し考えよう。
これは8月の頃の話で、今のホームページの姿です。
【注】関連キーワード(タグ)の雪餅草は、"市川市大門通り"と兼用してます。
投稿日:2008年12月23日