地域ブランド振興セミナー、群馬、地域資源とは、地域ブランドとは、を受講した。
会場は、(財)桐生地域地場産業振興センター
(挿入写真の左側の建物と内装のステンドグラス)
講師は、生越由美先生(おごせゆみ)。
3時間に及んで、豊富な実例と知的財産法との関係、これからの知的財産戦略のあり方を受講した。
内容豊富だったが、「知的社会がやってくる」を、実感する。
つまり、社会は大量生産・大量消費から、自分(個人)の欲しいものをターゲットにした多品種少量生産時代へと向っている。
これに向って生き残りのキーワードの1つに、「地域」がある。
「地域の固有性」に根差した付加価値で、勝負する生き残り策である。
少なくとも中小零細企業は、この差別化戦略「地域」に着目すべきだ。
そして、これらの知的財産の活用と商標法等で保護する必要がある。
具体的に、参考になった2点を列記し、今後の道標にしたい。
① 技術と文化の融合で2.5次産業を目指す。
技術は、ガラスピースのNC加工法。
文化は、デザインを歴史・地理、伝統・慣習、芸術・感性から学ぶ。
具体的には、伝統工芸、美術、衣装、建築、寺院、観光、特産・・・・・。
だが、著作権に注意すること。フリーか否か確認することが大切だ。
特に写真は注意すること、歴史が浅く著作権フリーはまだ少ない。
ポスター等の訴訟の多くが、写真の無断使用との話である。
だが、これ等を融合して「自分で作って、自分で売る」、2.5次産業を目指す。
この目的に向って、仲間の知恵を凝縮した商品やブランド作りを創造したい。
② 地域ブランドの目的は、地域が幸せになること。
ハローグラスは、強いて言えば「特定の地域(企業)でしか生産できないもの」に該当すると考えている。
この面からも、連携を含めて、具体的な商品やブランドを検討したい。
以上のことは、あきらめずに欲張って考えることで道は開ける、と思う。