【ハローあおい】鮮やかな雪柳とれんぎょうで縁取られた筑波山は、第2の人生の原点に
20年程前の平成の初め、土浦駅から関東バスで真壁に行く途中の筑波センターバスターミナル近くで撮った写真です。
真壁行きのバスの発車時刻には、時間があったので近くを散策し写真を撮るのが常だった。
こうして撮った写真が、筑波山・真壁のタイトルがついた写真です。
中でも、5月晴れの目も覚めるような鮮やかな白い雪柳と黄色いれんぎょうの花で縁取られた筑波が印象に残っている。
ともすれば喪失感から沈みがちな気分を吹き飛ばしてくれる爽やかな景色だった。
好奇心から、その雪柳をマクロレンズで撮ってみた。
また、筑波山に向って伸びる一本道の写真は、今でもはっきりと覚えている。 真夏のとても暑い日だった。
「好きなことを、この一本道のようにやり抜こう」と決意した、決意表明みたいな写真です。
こうして、筑波山・真壁の思い出が蓄積され、50歳からの第2の人生の原点が培われた気がする。
私にとって、心のふる里となった。50歳になって、やっと人生でやるべき事が明確になった、そんな晴れやかな体験だった。
投稿日:2012年05月14日