赤城山南東花めぐり日記

５月２１日（火）、読売新聞・群馬版の紙面全面に、ほんやら堂の商品開発の経緯や戦略について載っていた。見ていてホッと安らぐキャラクターグッズで大ヒット商品を生み出している会社である。

以前から注目していた会社で、"心身を癒すヒット商品開発、頑張る人に安らぎ届ける"マーケティング戦略は、ハローグラスの戦略"加工ガラスの感動商品で、癒し創造サービス"でも参考にさせて貰った。が、まだまだ穴だらけを自覚している。しかし、具体的にどこが、となると判然としない。詰めが甘いわけだが、そのままだった。

そこで、今回、新聞記事に沿って、ハローグラス版のマーケティング戦略を再確認することを試みた。

①　癒し系と感動系について。

癒し系とあるが、安らぎや和みがキーワードで、見ているだけで癒され、抱っこして触れてみてさらに癒され、・・・究極の癒し、五感に響くものを作りたい、とある。

ここで、私は視点を変えて感動系について考えてみた。

以前、癒し系も感動系も同じようなものだろう、と考えていた。

しかし、縫いぐるみとステンドグラスでは、全て同じというより違いがあるはずだ、と差別化の視点から再考したい、と変っていた。

悲しみや不安・ストレスから解放する目的に対し、癒し系は安らぎや和みの癒しで対応する。これに対して感動系は、夢や希望・面白い・楽しいに対し、驚き・喜びのエキサイト（興奮・気分高揚）で対応するもの、と考えている。

なので、喜びや驚きなどのわくわく感・どきどき感が感動系で、癒し系と異なる点と考えた。が、重なる領域も多い。

さらに、癒し系・感動系を問わず、くつろぎやリラックス、あるいはエキサイトを経て、やがてリフレッシュされ元気になる過程をたどる。これが心の健康となり、心豊かな生活につながってゆく、と考えている。

ハローグラスは、この感動系を主テーマにしたマーケティング戦略で、加工ガラスの感動商品の販売を模索している。

さらに言えば、五感の中でも美的視覚、色と光のもたらす感動である。

ガラスは、ダイヤモンドのイミテーションに使われるほど魅力を持っている。それは、神々しいとか華やかな美しさであり、"素敵、きれい"と心が躍る感動を与えてくれる。

②　価格面について。

以前、起業塾。商品の最大の特色は、一部接着ステンドグラス化の中で、下記の価格体系を提案した。

感動する場（空間）がどこなのか。また、所有して感動するのか、それとも集客施設やイベント会場の雰囲気やムードで感動するのか。

後者をターゲットにした場合。

誰もが集う空間・集客施設を通じて皆さんに感動を提供したい。つまり、顧客ターゲットを施設管理者と仮定し、施設費として扱う。であれば、数１０万円～でも、見合った商品価値は充分ある、と認めてもらえるだろう。

以上が、最新の売れる商品企画、と考えている。

③　主に、ネット販売で、限定販売を考えている。

ときに、春先から椿の写真も撮っていた。が、思ったよりもシャッターチャンスに恵まれず下記の２枚だけで、投稿チャンスを失い、宙ぶらりんになっていた。

今回、在庫整理のつもりで掲載した。いせさき市民の森で撮った。 青空が透けて見えるのが気に入っている。

その天辺のアップ写真。