赤城山南東花めぐり日記

７月２７日、あかぼり蓮園に行く。既に見頃を過ぎ、加えて茎が折れたり倒れたりした状態。ここ２～３日の雷雨混じりの強風のせいだろう。

一回りする途中、白い蓮が倒れるように通路にはみ出している。まるで、撮って下さい、と云わんばかりに。そこで、撮った白い蓮のアップ写真。今回、撮った蓮は、これだけだった。

そこで、前回撮った２枚も掲載することにした。

テーマは、蓮田の水面景色。蓮花が天上界の極楽景色に対し、水面景色は下界・俗界の人間模様、社会模様に比喩 し易い。そんな視点で撮った。

水面には、いろいろなものが写り込んでいる。黒い葉影、青い葉、枯れた葉、花弁、浮草、雑草・・・

それらは、人々の人間模様のようにも、人の一生のようにも、比喩できる。

どんなシーンを想像し共感するのか。これが隠れたテーマのつもりで撮った。

下の写真は、お気に入りの一枚。理由は、形が明確に区分けされて単純化し図案のようだから。ステンドグラスのガラスピースのようでもあり、シンプルライフにも通じる、と想っている。