【ハローあおい】ピンクや白い秋明菊に感傷が増幅する。ぐんまフラワーパーク
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9月27日、セージに続いて、秋明菊を撮った。
ロックガーデンに咲いているのを、それも木立のせいで日陰と日向が入り混じった風景で、陰影が深みを感じさせる。
これから、花開こう、とする瞬間の初々しさが感じられる。また、明かりの持つ、ほんのりとした暖か味のある情景が目に浮かぶ。
ステンドグラスで作った行燈のベネフィットもこの当りか。
盛りを過ぎて萎び始めたピンクの花。
散る際は、潔くとはいかないまでも、せめて静かに、ともいかないのが世の常。
花が萎むのと同じように、花を支える細い茎も曲りくねってしまうようだ。茎も萎むせいか。
ともあれ、花も茎も萎んで静かに散っていく。私も、静かに、と願っている。
逆光で撮った写真を明度補正した。
すると、新たな一面が見えてきた。盛りを過ぎた花の幻影の中から、懐かしい笑顔の数々がシャボン玉のように生まれては消えている・・・
どうやら、人生のたそがれと物思う秋が重なって、感傷が増幅してきたようだ。
投稿日:2013年10月08日