【ハローあおい】ホワイトスペース戦略でコモディティ化対策。再受講したいセミナー

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10月8日、 桐生商工会議所開催の消費税転嫁対策講習会の「ヒット商品の創り方・売り込み方」を受講した。講師は、三科公孝氏。

このセミナーは、一味違った内容で、新鮮味と危機意識を感じた。

消費税3%アップを始めとした増税時代の到来、今後これに見合う利益率を確保できなければ、「成熟期モデルの経営」へシフトすべきだ。つまり、体質改善する必要がある、と。

成熟期とは、ライフサイクル曲線(一般に導入期、成長期、成熟期、衰退期の過程を経て寿命は尽きる)の成長期の次の段階で、経済・社会も成長期のようなパイの増加は望めない現在を差している。

この特色が、コモディティ化である、と。

コモディティ化とは、「消耗品化」、「日用品化」、「陳腐化」のこと。「特売・値引きの常態化」。

このコモディティ化が進むことにより、⇒激しい値引き合戦になり⇒行き着く先は地獄。

これに、巻き込まれない対策が、ホワイトスペース戦略、という名の対策論だった。

ホワイトスペース戦略とは、オンリーワンの土俵を作ること、競合のない土俵をつくること、ともいえる。

これは、差別化戦略ともいえるが、一歩深めた具体的方法の話があった。つまり、体質改善の方法についてだが、興味深い内容だった。

体質改善とは、①平均単価を上げる力、②単価とシェアの同時アップのことで、方法として、戦略的ノウハウの重要性を挙げていた。戦略とは、進むべき方向を示す意志のことで、ここでは、オンリーワンになれる土俵の選択軸を、自分で考えて見つけ出し意志決定すること。ちなみに、戦術は、その手段・手法に過ぎない。

この土俵を、ポジショニングマップに置き換えると、選択軸が横軸、価格が縦軸になり、競合会社との比較が一目瞭然となる。

逆に言えば、ポジショニングマップの空白部分に自社が存在し他社と明確に差別できること、と言える。

ハローグラスは、最初からオンリーワン技術の土俵上にあり、ホワイトスペース戦略上にある。しかし、いつまでも安泰ではないことも、解った。

それは、3つのコモディティ化の罠で、「安物化の罠」、「乱立の罠」、「過熱の罠」である。

そして、大きなヒントを貰った。

売り方のホワイトスペース戦略で、売り切りで終わることなくリピータ化対策として、会員制、購入頻度と割引率の組合せ、お得な定期購入システム・・・等のアイデアの話があった。今迄、弱点と気付いていたが、具体策もなく放置したままだった。これから、じっくり考えよう!

とにかく、盛り沢山の内容で駆け足の感が強かった。2時間では足りない。もう一度、受講したい、と思った。

近くの広瀬川の堤防に咲いていたのを撮った。きんけい菊と想い画像検索して確認してみると、似たような花で、菊芋が載っていた。

写真は、間違いなく菊芋だ。ひまわりにも似ているようだ。

kikuimo1.jpg

菊芋で検索すると、食べ方、それも糖尿病のレシピなどが載っていた。当然、栽培方法も。

kikuimo2.jpg

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投稿日:2013年10月16日

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