赤城山南東花めぐり日記

２月５日、寒波再来の中、椿や水仙を撮りに境・御嶽山公園に行く。が、気に入った光景に巡り合わなかった。

そこで、強風が肌を射す中、やせ我慢し少しぶらぶら探すことにした。

ときに、昨年から茂みを刈ってスッキリと整備した園内は見通しもよくなった。その茂みの脇に見事に咲いた蝋梅を見つけた。

澄んだ青空、白い雲、冬木立、黄色の花・・・厳しさの中にも春の明るさが見える景色に見惚れていると、小枝に何やら点々と黒い物がぶら下がっているのが見える。いや、気になった。

形からすると小さな蜂の巣のようにも。

そこで、ズームアップしてみると、昨年の花が散らずにドライフラワーになってぶら下がっているようだ。残念なのは黒いこと、せめてセピア色なら、まだ益しなのだが黒い花では・・・

時折見せる自然の悪戯とも見える光景に、自然は不思議で、面白くて、飽きないな、と感嘆する。