赤城山南東花めぐり日記

３月２５日、華蔵寺の運動場でもくれんを撮った。

根元の幹径７０～８０ｃｍあろうか、と想われる白もくれんの大木が満開になっていた。

その大木を真下から見上げて撮った。

屈折した幹の創る曲りくねった造形は、風雪との戦い傷だろう。そう思うと、痛々しさを越えた勲章にも見える。が、待てよ、この表現、戦争賛美になりかねない。

そうでなく、自然の無常な移ろいで、侘び寂びの世界だろう。

満開のピンクのもくれんの花。（紫もくれん？）

強風に、飛ぶが如く、舞うが如く、をイメージするような光景だった。

背景のピンクのもくれんが逆光でクジャクの羽根のように輝いて見えた。

そのピンクのもくれんの満開になった天辺付近を順光で撮った。

波志江沼公園で、背景に給水塔を入れて、白もくれんを逆光で撮った。

強風に舞う純白の大きな桜の花に見え、錯覚しそうになった。