赤城山南東花めぐり日記

梅雨入り前にぐんまフラワーパークのバラを撮りに、６月３日に出掛けた。晴れの天気予報だったが、期待に反し曇りだった。

　曇り日の写真は、光を感じられないので興味が半減するが、その分花の発色が良い、と好む人も多い。

　クリンソウは終わりだろう、と想いつつ足はこもれびの森に向っていた。やはり、気になる花なのだ。

すると、まだ咲いている。それに、背丈が大分伸びている。高いものは６０～８０ｃｍはある。

よく見ると、クリンソウの名の由来が、実感できた。なるほど！

茎を中心にリング状に花が層になって何層にも咲いている。既に下層は花が散り実を付けている・・・

下層から咲き始め上へ上へと新たな層を作りながら伸びている。九輪とも五重の塔とも言えそうだ。

ぐ～んと、ズームアップして見ると。

この多層の形が、クリン（９輪）に見え、花の由来になったのだ、と実感した。