【ハローあおい】ベネフィットは、加工面が見える美しさ、シンプルなすっきり感・・・
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創業スクール(前橋商工会議所)を受講して、差別化で気付いたことがあった。
以前、ハローグラスの商品づくりの特徴として、下図の「加工面を見せる商品群のポジショニングマップ」を作った。
縦軸は、価格で、"美しさに感動する"大きさでもある。問題の横軸は、"加工面の美しさ"で、"見せないで覆う美しさ"⇔見せる美しさ"を対極にした。
"見せる美しさ"は、高品質のガラスピースで作った感動力商品のことである。無論、高品質のガラスピースは、ハローグラスのオンリーワン技術で工業生産化した部品。
つまり、"見せる美しさ"は、ハローグラスの土俵であり、他社では難しいもの。
1.競合市場について
選択軸の加工面は、従来からの"加工面を覆う美しさ"だけだった。つまり、伝統的なステンドグラスは、半田付けで加工面を覆い隠した。が、この半田付けが輪郭を区分ける美しさでもあった。
ここに、ハローグラスの"加工面を見せる美しさ"を選択軸に追加した。具体的には、接着ステンドグラスやモビールなどの商品群を。加工ガラスの感動要素を詰め込んだ感動力商品群として、ポジショニングしたわけです。
商品群としたのは、接着ステンドグラス以外にも、モビール、アクセサリー、インテリア・装飾品、衝突防止マークなど、幅広い需要創造に用途を拡げることが出来る。
これも、高品質のガラスピースの工業生産化が、前提になる。
今回気付いたことは、ポジショニングマップは、商品の差別化で終わることなく、顧客ベネフィットの視点まで発展させること。
なぜなら、顧客の求めに応える顧客満足度や社会性が創業にとって重要になるからだ。
具体的に言うと、見せる美しさという表現は、顧客側の表現ではない。
顧客主体ならば、"見える美しさ"だろう。
お客様は、加工面が見える美しさを求める人、ここに価値を求める人。
しかし、これでも機能的なベネフィットではないのか。
その特徴は、伝統的なステンドグラスに比べろと、シンプルですっきり。あっさり、明るい、飽きない、控え目などの側面がある。理由は、
① 接着により、半田線がない分シンプルですっきり。
切断面のエッジが映すシルエットの美しさも魅力。
② 一部ステンドグラス化で、シンプルですっきり。
額縁効果、目隠し効果、ワンポイント効果等があり、かつ経済的。
ベネフィットは、シンプルですっきり感のある接着ステンドグラスの魅力で、喜び感動し心健やかになる。
顧客ターゲットは、このベネフィットに共感する人達から絞り込まれる。ここで重要なのがデザインで、情緒的ベネフィットにつながる。
最近、このように以前別々に考えていた事柄がつながってくる様になった。半歩前進したかな、と考えている。
今、このベネフィットに感動し心健やかになり購入につながる、について結び付けよう、と考えている。これが実感できると、大きな前進になる。
何故なら、お客様から頂く対価は、この"喜びや感動"にあり、『対価<"喜びや感動"』でなければ満足しない。この辺のことを深堀し、自信につなげたい。
投稿日:2014年09月24日