赤城山南東花めぐり日記

波志江沼公園では、思いも寄らず鮮やかな松葉菊の写真が撮れ、浮き浮き気分で沼の遊歩道を歩きだすと、またも、 睡蓮の花が咲いているが、これも予想外だった。

早いなぁ、と想いつつ数枚撮ってみたものの、やはり見慣れた平凡な写真だった。

何か変だ、と感じながら花を中心にトリミングしてみた。が、やっぱり変、しっくりこない。

葉が覆い重なって咲いている光景は、睡蓮のイメージとは違う気がしたのだ。

スッキリしている睡蓮でなければ・・・。ごちゃごちゃした賑やかさは似合わない。

誰もが描いている睡蓮のイメージは、水中からポツンと顔を出して水面に浮かんで咲く・・・、に違いないだろう。根無し草のイメージだ。

それに、出来れば、白い睡蓮が欲しかった・・・・。

干上がった小さな人工池の傍に咲くあやめ。

瑞々しい青葉の感じもなく周りは枯れ始めた黄緑色の中、あやめは今が盛りとばかりに精一杯咲いている。 だから、花の一つ一つから静かな美しさが伝わってくる。

漂白したような花弁。突然変異なのかな？それとも・・・・。

今回の波志江沼公園では、偶然やハプニングで少し変な面白い光景を撮ることができた。