【ハローあおい】不要商品、なくても生活できる商品じゃないか・・・の不安と対策
- カテゴリー:
- 旧ステンドグラス記事
- 旧マーケティング
6月29日の読売新聞の七転八起を読んでハッとした。
私の一番懸念している弱点を、えぐられた気がした。これが、ネックで創業できないわけだが、解決の確たる目途もなく自信もない、出来れば触れて欲しくないことでもある。
この辺に、まだまだ気持ちの弱さがあるわけだが、空元気で失敗するよりましだろう。
実は私の創業時の悲劇的シナリオに似ている。このまま創業すると、悲劇的シナリオが現実になりかねない、と身震いした。
不安を期待に転換する何か対策を考えないと・・・。
その新聞の内容を抜粋して表示すると。
見出しは、真央効果赤字吹っ飛ぶ
試作品を約200人に配ってみたら、「腰が軽い」「寝起き感が違う」と好評で、2007年に売り出した。
宣伝サイトを作り、雑誌に広告を載せ、展示会も開きました。
<不要な商品>
自信満々で売り出したのに、最初の1か月で問い合わせの電話は2本だけ。売れたのは2枚で、そのうち1枚は知人が黙って買ってくれたものでした。
「いいモノは売れる」。そう思っていたが、そもそも寝具は既にみんな持っている商品で、マットレスパッド(商品名)は追加で買うものです。
なくても生活できる商品じゃないか・・・。
2,3か月して、これは致命的なミスをしたなと想った。
どうしたらいいのか。使ったことのない商品を買ってもらうには圧倒的な実績が必要です。
それには、超一流の人に選ばれることだと考えた。
運動している人は体の調子に敏感で、かつて試作品を配った時も感想をすぐに送ってくれた。それを想いだして目を付けたのが、五輪選手が利用するスポーツ科学センターです。
手始めに40枚を無料で納入したところ、・・・。
知名度が上がったきっかけは、10年のバンクーバー冬季五輪です。フィギュアスケートの浅田真央選手をはじめ日本選手の7割が現地で使うようになった。
その様子がニュースで流れ、やっと黒字になった。
以上が新聞記事。 やはり、PRが大切だ。それも説得力のあるPR。このケースでは、一流アスリートが使用している信頼度になる。
振り返って、私達の場合を考えると。ステンドグラスの場合、使ってもらう、というより、多くの人に見てもらうことだろう。
話題性に富んだ宣伝効果の高いステンドグラス加工品をPR用に作り宣伝に利用すること。
これから東京五輪迄の数年間は、オリンピック関連で盛り上がるに違いない。
そこで、考えた一つが、東京オリンピックにタイミングを合わせ、五輪の花マークの接着ステンドグラス(正味1.2m角)を展示しPRに活用する案は、どうだろう?
改めて、創業するハードルの高さを痛感している。飛び越えなければ。飛び越えられるかな?
投稿日:2015年07月03日