【ハローあおい】販売が、生産の延長線上に従属する形で置かれ対等でなかった

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連日の猛暑に写真撮影以外のウオーキングは止めてスクワットだけにしている。とにかく、ゴロゴロしながら何もしないでボ~っとしている時間が長い。

しかし、このボ~としている時間に、結構考え事をしていて大きな成果に結びついている。ボ~っとした時間の効用とも想えた。

 いつものようなコセコセした慌ただしく考えるわけでもなく、漠然とした大きな悩み、"なぜ、商品化がスッキリ進まないのか?"になる。

 普段、コセコセ考えたいろいろなアイデア(強みを活かした商品アイデア)が、ボ~っとした頭に浮かんでは消えてゆく。

その一つ一つのアイデアはそれなりに良いと想うが、それらがテンデンバラバラなのが気に入らない。どれもがニッチでヒット商品には程遠い、と考えると、もう一工夫してまとまった商品群にする必要がありそうだ。

そうなればスッキリするし、売り易くもなり、総売上で収支は改善するはず、と。

この課題を打開する方法はないのか?で、ボ~っとしながら考えていた。

すると、商品群をまとめる"技術以外の概念"が必要と気付いたが、それがどんな概念なのか?

これは、マーケティングだな、今までも"誰に何をどのように"とか"4P"、とか考えてきたはずだったが、どこかで踏み外してしまったらしい?

 振り返って、私達の事業方針は、"ステンドグラス加工品を自分で作って自分で売る"であり、オリジナル商品づくりとネットショップ販売は、車の両輪の如く対等のはずだった。

作るは、オンリーワン技術をベースにした商品づくりでニーズを探す方法だった。そして、作られた商品をネット販売する。流れとしては、良いと想っていたが、ニーズ探し、に課題が残ったようだ。

 何故なら、販売が生産の延長線上に従属する形で置かれ対等でなかった。

本来、販売は顧客や市場の視点から考えるべきはずで、生活者の視点になる。

ものづくりの基本が技術ならば、販売の基本は買い手になる市場や生活者の欲しいものだろう。

このバランスが技術に偏り、 ハローグラス偏重だった。

ネットショップ"あおい"は、顧客の欲しがるものの視点で、販売戦略(誰が何をどのように)を掲げ、存在価値をアピールする必要がある。これが、ECサイトのコンセプトになる。

そして、顧客や市場で認知され売上につながる、アプローチになる。

そのため、ネットショップ"あおい"のコンセプトやターゲットイメージ等の販売戦略の下で商品化(ニーズ探し)を考えることになる。まとまらなかったのは、この販売戦略が欠けていたからだ。

今まで、このコンセプトやターゲットイメージが希薄、いや明確でなかったことに気付いた。

これで大分スッキリしてきた。次回は、これを具体化したい。

早朝のあかぼり蓮園で撮った、赤城山を背景にした蓮風景。こんなに平べったい山だったのかな、一瞬疑った。稜線だけ見え尾根が見えないせいかな?

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投稿日:2015年08月07日

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