赤城山南東花めぐり日記

　あかぼり・蓮園で、蓮葉（水面に浮かぶ蓮の花弁や浮き草を藍染め手拭いをイメージして）を撮った後、ぐんまフラワーパークへ行く近道にチャレンジし　新たに開通した道路を走行していると、道路脇にピンクや赤の大輪の丸い花が咲いていた。

　とにかくサイズが大きく、派手な色合いに一度は驚きながら通過したものの余りの鮮やかさに折り返して撮ることにした。

　 ピンクのダリアが直径１０ｃｍ位だから、大きい花は直径２０ｃｍはありそうだ。よく見るとアメリカ芙蓉、つぼみの形が芙蓉と全く同じだ。

アメリカ芙蓉ならば五弁花になるが、と良く見ると花弁が重なり合って遠目に丸い花のように見えた様だ。

ハイビスカスに似て鮮やかで、大きな花なので周囲を圧倒する見事な景色だった。

　こんな景色を見ると、癒されふわ～ッと明るい気分になり、自然に笑顔になるのが自分でもわかる。

　花を植える人達は、自然体で人に役立つことをしているなぁ～、と感謝する。

撮り終わって、辺りを見渡すと、たちあおいの花が庭からはみ出して道路上で咲いていた。こちらは、３ｍ位に茎が伸びていた。

　このたちあおいの花、咲いている花姿が、大胆な形で羽ばたいているような華麗な動きに見えた。

角度変えて、パチリ。側面から見ると、違和感もなく平凡な花の形だ。

裏側から見ると、 ほんのりと光の宿った明りに見えた。

　アメリカ芙蓉といい、たちあおいといい、きれいな花をありがとう、と心の中でつぶやきながら、その場を去った。