【ハローあおい】地割れした蓮田に、ガラスひび割れアートや城郭の石垣模様が・・・
次々とやってくる台風12号と13号との束の間の晴れ日(9月6日)、あかぼり蓮園に行ってみた。既に、見頃を過ぎている蓮田風景ではあるが、何か期待するものがあった。以前、俳句の季語と想われるようなしゃれた蓮焼けの検索キーワードがあったのもこの時期。
そんな、ちょっと変わった蓮景色を探そうと、期待が膨らんでいた。
しかし、通路は雑草が生え陥没個所も多く痛々しさが方々で感じられた。ここ数年、シーズンが終わる頃になるとダメージが目立つ程大きくなっている。
まだまだ、台風も来るだろうし、と想いながら園内の南端から見渡した。定番の蓮田風景が撮れるポイントからの眺めは、花よりも花托が目立つ秋景色だった。
ポツン、と一本の蓮が精一杯咲いているのが印象深く、ホッとした。
蓮田は涸れ地割れを起こし、以前水面に漂っていた浮き草が緑色のまま地面に点々とへばりついている 。はかない変わり様に、蓮の花弁を添えてみたが、不自然さが目立っただけだった。
既に干上がり地割れし、カラカラに乾いた蓮田もあった。
すぐに、ガラスひび割れアートのイメージと重なった。ガラスや鏡のひび割れを模様のアートとして楽しむ趣向である。
ガラスひび割れアートは、ガラス板や鏡のひび割れから生まれたアートで、硬脆性の硬くて脆(もろ)くて割れ易い材質の割れた姿の面白さだ。
割れた破片は、自然が作ったガラスピース。ステンドグラスは、我々が加工して作ったガラスピース。
この地割れの光景も、見ようによっては、ひび割れアートの一種なのかもしれない、と想いながら、パチリ。
そう見ると、城郭の石垣模様も、ひび割れア―ト風に見える。
こんな地割れ模様のような一見意味のないような抽象図案のステンドグラスも見たことがある。
ときに、 ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。
投稿日:2016年09月16日