【ハローあおい】デザインを、マチス・花図案・伝統的な模様や図案で著作権フリー
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最近の検索キーワードに"マチス ポスター"があった。
私は、マチスの絵やポスターが好きで、『笑顔のステンドグラス』のデザインにも、両端にポスター『ブルーヘアー』を取り入れている。
これは、著作権が生きている時なら、2次加工的著作物として著作権侵害かパロディーかで問題を起こす恐れがあった。
マチスは、1954年没なので、死後50年で著作権の保護期間は終り、フリーとなる、と解釈し著作権フリーとして無断で使用してきた。
仮に著作権が終わっていなければ、利用許諾しなければならない。これを怠ると、パクリ問題に発展しかねない。(親告罪だから)
問題は、保護期間が死後50年もあれば70年もあり国によって異なり、さらに煩雑なこと。
今回創業したら、マチスのポスター(デザイン)のステンドグラスを販売したい、と計画中なので、正確に調べてみた。
すると、死後50年だったので、1954+50=2004年に保護期間が終わり、著作権フリーになった、と思っていたが、そうではなかった。
保護期間に戦時加算が含まれマチスの場合、第2次世界大戦で3794日延長された。結局、2015年5月に著作権の保護期間が満了し、著作権フリーになった、と判断している。
今後、注意することは、著作権フリーになったポスターで作った2次加工物的な作品が方々で創られると予想されること。これ等には、新たな著作権が発生することになる。
なので、それらのデザインは使用しないこと。具体的には、原画からの利用に留め、デザインコンセプトをしっかりと決めて説明できるようにし、説明責任を果たせる様にすること。
ならば、仮に類似品であったとしても、パクリでなく、偶然として認められるだろう。
例えば、『笑顔のステンドグラス』の著作権は、私が持っていることになる。
ところで、創業プランが、まとまりつつあるが総花的でページ数も30ページを超えている。
そこで、デザイン、商品、顧客ターゲットなど、主な項目の内容を各々3つに絞ってみることにした。
そうすれば、具体化がより進み、かつ判り易くなり、検討もし易くなる。
今回は、どんなデザインにするのか、今まで迷いに迷っていた一番の弱点のデザインを腹をくくってまとめてみた。
① マチスのポスター
作品数は、約400点(?)もあり、その中から、選んでステンドグラス化する。
シルクスクリーン印刷のポスター(2万円前後)などの人気商品の中から選んでステンドグラス化し、グレードアップ商品として位置付けたい。
例えば、ポスター(リトグラフ) : 青いヌード5 片側だけで(サイズ66cm X 43cm)価格10万円位で販売されている。
ちなみに下の画像は、青いヌード5を左右対称変換して並べた画像です。
② 花図案
ここでは、写真からステンドグラスの構想を具体化したいので、オリジナルデザイン中心になる。デザインコンセプトを示し、花図案をデザインしてもらうことも考えている。
ここでは、デザインを越えて新商品開発を、自由な発想で行いたい。そして幅広いユニークなオリジナル商品を開発したい 。
例えば、花図案。
③ 伝統的な模様や図案、図形等
唐草模様やアイヌ文様、アラベスク模様、幾何学模様、・・・等、既に多方面で使用されている有名な模様や図案、図形(ハートマークや星形等)、地図などで、基本的には、著作権フリーなデザインである。
例えば、群馬県地図。
ここでは、昔からある伝統模様や図案などをステンドグラス化することをテーマにしています。当然、著作権フリーになっているはずです。
ときに、 ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。
投稿日:2016年09月22日