赤城山南東花めぐり日記

　９月入って写真を撮りに出掛けたのは、数回だけ、と言うことは殆どの日が晴れていなかったことになる。それ程、台風が次々とやってきていた。

　例年なら秋雨前線が居座り日照不足で野菜が高値気配のニュースが流れるところだが、台風被害で野菜も全滅・・・等と、ニュースも台風災害に変わっている。

　そんな訳で、近くの境・・御嶽山公園の彼岸花さえ、欲しい横からのアップ写真が撮れずにイラついている。

　彼岸花の正面図になるような写真を使ったステンドグラスのアイデアを練っている最中のことでもあった。

　仕方なく今回は、９月６日にぐんまフラワーパークで撮って置いた写真の中から芙蓉の花を選んだ、と言うより、もう、これしか残っていなかった。ありふれた光景だったので補欠の存在だった。

　ロックガーデンに下る途中に芙蓉が１０本位紅白交互に植わっていて、例年だと、葉が虫に食われて元気がないのが、今年はきれいに咲いていたので撮って置いた。

華やかな ピンクの花を遠近含めて１０個位入れて、パチリ。

　 白い花の部分を、アップで、パチリ。

　最後に、白い花を１０個位選んで、パチリ。

撮り終えた頃浮かんだアイデアが、複層接着ステンドグラスだった。

　この４枚の写真の花の部分だけ、ガラスピース（ステンドグラス）をＮＣ加工して作り、４層重ねするステンドグラスのアイデアだった。４層で深みが増し、ぐ～んと華やかになるはずだ。

　これは、スライド４枚を一つに重ね表示することで、時間差を無視した作品づくりに応用できる、と想った。例えば、四季折々の花や花の一生（つぼみから見頃まで・・・）等、華やかな雰囲気づくりに向いている。

　複層にすることで、シルエットの美しさが、より際立った商品になる。

　この形態の商品化は、面白いと想い代表的な商品に育てたい、と商品構想を練っている。

　実は、彼岸花のステンドグラスで、複層接着ステンドグラスのアイデアを具体化しようと、考えていたわけだが、代わりに芙蓉の花模様で今回のアイデアを具体化してみた。

　ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。