【ハローあおい】ステンドグラスのニーズは、半田線の美しさで、他のニーズは?

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 ちょっとした振込みの用があり近くの桐生信用金庫で手続きをし、待ち時間にキョロキョロしながら壁に貼ってあるポスターを眺めていたら、その中に"きりしん創業サポートのご案内"を見つけた。

 よく見ると、"きりしんでは、中小企業者の創業支援に積極的に取り組む日本政策金融公庫(略称:日本公庫)と連携し創業に関する問題解決をサポートいたします。"とあったので、恐る恐る窓口で尋ねると、2枚のチラシを頂いた。

 説明によると、"ビジネスマッチングフェア桐生2016"のイベントが11月10日に開催され、その一環として創業支援の個別相談があることが、わかった。

 係員から、丁寧な説明を受けた後、創業相談を申込みアドバイスを受けることにした。

 資金調達のご相談では、きりしんと日本公庫が協力して、最適な資金調達の方法をご案内します。この融資申し込みから実行後のサポートまで幅広くお手伝いいたします。

 ところで、常々思うことに、ステンドグラスの美しさは、"半田線の美しさ"であり、半田付けしないステンドグラスのニーズはない・・・、と極論する人が初めて会う人に多い。その証拠に半田付け以外のステンドグラスは市場で見たこともない、ニーズがないからだ、と言う。

 それに対して、否、そうではないだろう、接着ステンドグラスも良い所がある、と反論するのに、苦労している。

 で、最近は、以下のように反論することにしている。

 どんなに半田付けステンドグラスが優れた良い商品でも、世間には革新的な人や変わり者、珍しがり屋、へそ曲がり屋がいて、逆発想の商品ニーズにも、少しは目が向けられチャレンジした形跡や商品があるはずだ。

 しかし、それが見当たらないのは、ニーズ以外の原因があるはずだ。全くないのは、製作が難しかったからに違いない、と反論することにしている。

 半田線の美しさは、ガラス側面を覆うことで、ガラス同士の結合と粗い加工品質を隠す一石二鳥の役割を果たしている。粗いガラス側面を隠すことを前提にした商品だろう。

 本来ならば、素材力のある美しいステンドグラスのガラス側面を含め全て見える様な商品の存在も少しあっていいはず、と考える方が自然ではないのか?

 残念ながら、素材力のある美しいステンドグラス板の用途が、半田付けステンドグラス以外に見当たらないのは、加工が難しく、粗い加工品質のせいでは、ないのか?

 日本の和紙のように簡単に細工出来れば、ステンドグラスも多様な用途に広がっていたに違いない・・・。ステンドグラスの場合、高品質の加工が難しかったから、素材を活かし切れなかった現実が、実際の姿ではないのか?

 ガラスは、ダイヤモンドに次ぐ硬さで鉄を切削する刃物よりも硬く、さらに脆くて割れ易い性質がある。これを道具を使って手加工するには限界がある反面、簡単な方法の溶かしたり加熱したりして成形加工する分野は、多方面で花開いている・・・。

 なので、溶かさずに、本質の常温でステンドグラスの素材品質を保持しながら、加工する分野は、未開発分野として取り残され、本質に代わる代替品が当たり前になっている、とも現実は考えられる、がどうだろう?

 この代替品に対応する本来の用途分野の商品ニーズが潜在需要として眠っているはずである。ここの商品化にチャレンジすれば、必ず道は拓ける。

 

 仮に、加工が出来れば、半田付けのステンドグラスの市場シェアの少なくとも1%位は、半田付けしない商品が存在していた、と考えるほうが妥当なのではないか?

と、言うことにしている。

 さらに、言えば、仮に1%の市場シェアでも、ビジネスプランの収支計画は達成できるので、ビジネスチャンスは十分にある、と言いたい。(この根拠は後日にしたい)

 ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。

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投稿日:2016年10月27日

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