赤城山南東花めぐり日記

　師走にしてはここ数日暖かな日が続いているが昨日は空っ風が吹き荒れ落葉が舞い上がる光景にウオーキングも風の冷たさに途中で切り上げた。防寒対策を怠り薄着だった。１２月７日の今朝、気温５℃と暖かなせいか寝坊して目覚めると８時になっていた。

　寒い朝なら、もっと早く目覚めるはず、と思いながら慌ててカーテンを開けると、明るい日差しが眩しく、何より風がないのが嬉しかった。

　わっ～良い天気、と思わず独り言を言いながら、境・御嶽山公園に紅葉を撮りに行くことにした。

　里山の雰囲気を残している公園は、雑木林で落葉が一杯溜まっている。それをサクッサクッと踏み締めながら歩く感触は足にも優しさが伝わってくる程弾力を感じる。柔らかなマットの上を歩いているような心地良さがある。まさに贅沢な気分を味わうことが出来る。

　見上げれば、まだ半分ぐらい残っている紅葉風景。緑色が残っているのは常緑樹だろう。

　地上には青々とした群生する彼岸花の葉っぱ風景、秋に真っ赤な花が咲いた後に葉が出て生い茂った今の状態が春まで続くことになる。

　そして、溜まっている落葉。

　彼岸花の咲く頃よりも、むしろ今の落葉の時期が良い、と思いながら独りで落葉の感触を楽しんでいる。

　もの思いにふける紅葉どころか、少々のストレス等吹き飛ばしてしまう快感が全身を駆け巡る。リフレッシュし気分爽快なのだ。

　このサクッサクッと踏み締める落葉感覚は足から伝わる触覚（五感）だ、と身体が答えてくれる。全身で感じた紅葉風景だった。

　大木の根元から見上げて、パチリ。緑色が残っている葉も落葉樹で、これから色付くはず。

　ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。