【ハローあおい】雪柳と菜の花の共演に、筑波山・真壁の雪柳とれんぎょうの競演を・・・
いつも、うぬき公園と略称で読んでいるが、広瀬川を挟んで南側が西武公園で歩道橋(写真の橋)を渡ると、北側のラブリバーうぬき親水公園に入る。
その北側の河川敷に菜の花と雪柳の咲く素晴らしい一画がある。
スッキリした青空ならば、正面にスマートな浅間山が見え、川筋に沿って展望が開けている。今回は、この菜の花と雪柳にフォーカスしてみた。
昨年、偶然出会った白と黄色の明るい景色の見事さに目を奪われたが、ピークを過ぎて納得いく写真が撮れなかった。なので今年は、今までにない雪柳と菜の花の共演を撮りたい、と期待を込めて待っていた。
堤防や河川敷に菜の花や雪柳がそれぞれ咲いているのは見慣れた風景だが、花が入り混じって咲いている風景は珍しかった。
その雪柳の言葉の由来は、遠くから見るとあたり一面に雪が積もっているように見えるからだそうだ。そんな雪景色も春になると融け始め、積もった雪の下から菜の花が咲き出す歓喜のシーンをイメージして、パチリ。
実際の菜の花は、雪のない千葉県房総のような暖かい地方の花のようだが、・・・。
雪山の惨事の一つ、雪崩のようなイメージの雪柳。つい最近も、高校生8名が巻き込まれて死亡した。こんなイメージが浮かぶのは残念なことだが、しなやかに枝垂れる雪柳の花のイメージにピッタリな気がした。雪崩が悪いわけではない、雪山への接し方の問題なのだ。
北国の春を想像しながら、遠景の雪形を背景にしたのどかな菜の花風景をイメージし、パチリ。黄色と白の配色は、明るく元気なイメージで、マイナスイメージは想い浮かばない。春が来た、そのものズバリなハッピーな景色に想えた。図案か模様にデザイン出来ればなぁ~、と能力の無さを悔やんでいる。
この時期に降る雨は「花起こしの雨」と呼ぶらしい。桜が咲く直前に降る雨が開花を促すことを意味した言葉だそうだ。 なんとも日本らしい風情のある言葉だが、ここ数日の雨模様の天候は、満開の桜の「花散らしの雨」になりそうな嫌な予感がする。
外れて欲しい予感で、桜よりもこの雪柳と菜の花を優先したので、今年は未だ地元の満開の桜を撮っていない。
黄色と白の花の印象に残る思い出に、筑波山を背景にしたれんぎょうと雪柳を撮ったことがある。27年も前千葉県市川市に住んでいた頃のことで筑波山・真壁に行く途中、関東バスのつくば駅で乗り換え時間を利用して写真を撮っていた頃。
その時のれんぎょうと雪柳は、並び立ち競い合うような競演する光景だった気がする。
50歳の頃で、第2の人生である"ステンドグラスのNC加工"にチャレンジしようか迷っていた頃だった。 ラストチャンスと考え、筑波山に向う一本道を撮りながら、優柔不断と言われ続けた生き方にけりをつけ、一本道を歩こうと決意を固めた思い出がある。
そんな、よみがえるノスタルジアに合掌しながら、パチリ。
ときに、ハローグラスでは、花図案に始まるステンドグラス加工品の美のおもてなしで、癒しや感動サービスを提供し、楽しくて心健やかな生活を応援する感性ビジネスを考えている。
投稿日:2017年04月10日