【ハローあおい】台風で倒れても健気に咲くダリア。残念、哀れの無常観の世界を、パチリ
- カテゴリー:
- 【花】ダリア・菊芋・黒キビ
- 写真・撮影日記
10月初旬の3連休の日曜日、ぶり返した残暑の中ウオーキングを兼ねてぐんまフラワーパークへ。運動不足で体重1Kg増加し現在68Kg、肥満との境界線を行き来している。駐車場はほぼ満車で予想をはるかに超えた人出だった。もっとも、年中休日の年金暮らしなので3連休などのありがたさも無頓着、なので世間にうとくなってきている。こうして段々とボケてゆくのかな。
ダリア園を一目見た感想は、ほぼ全滅で残念なこと。台風で、殆どの茎が曲がりなぎ倒された状態。以前と違い、支柱を用いない育成法も裏目に出たようだ。残念がる人のささやきも虚しかった。
倒れていても元気よく咲くダリア。写真を90度回転して縦型にすれば、真っ直ぐ伸びたダリアと見間違うだろう。
倒れて以来、久しく少し持ち直した状態に見えた。倒れながらも、上向きに伸びようとしている健気な生命力。
倒れた葉で日陰になってしまったダリア。被災地の現状が重なった。
そのアップ。哀愁のダリア、とでも表現したい心模様。温もりと切なさが入り混じった感じで、お気に入り。
倒れても、笑顔を絶やさない商売人魂、の印象が強く、癌で逝った故人の無念が偲ばれる。
倒れて歪んだ姿に、ありのままの美しさが。高校時代の友人が癌で逝った知らせがあり気力もなえ気味だが、それでも焦らず、あわてず、無理をせず、あきらめずに、こつこととライフワークに取り組まなければ、と自分の生きる道を自覚した。この歳になれば、無常観と道連れは当たり前だろう。
投稿日:2018年10月10日