【ハローあおい】万作の虫食いの葉っぱに、明かりを、ステンドグラスの透ける美しさを

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 残雪のフラわーホール前のカスケードとパークタワーのシンプルな直線美を撮った後、そろそろ咲くだろう、と万作の花も気になったので念のためウオッチに残雪のある道を注意しながら歩く。
 遠目では枯葉が散らずに沢山のドライフラワーみたいに見えるので、隠れて咲いているか、注意深くウオッチ。

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すると、薄茶色した大きな枯葉と一緒にオレンジ色ぽい黄色い花が咲いていた。すでに満開に近い。
この葉っぱに穴が。緑色した瑞々しい葉っぱの頃に虫に食われたのか、透けて見える青空は新鮮で、際立って青く澄み切っているようだった。
 目の錯覚なのか、気持ちの在り様なのか、ともかく、見る人次第、その人の感性によるもの。

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 別の枝の葉っぱと花。大きな穴のある葉っぱを見つけた。逆光で皮の薄い部分がほんのりと、明るくなっているのに魅せられて、パチリ。

 この明かりは光のマジック。ステンドグラスの場合も、この透ける美しさが魅力の一つ。
 これは、花もステンドグラスも、見る人達に癒しや感動を与えることが出来る、と実感する一瞬でもある。
 ただ、ステンドグラスの場合、私たちが創る人工の創造物。どんな風に創ったら、どんな癒しや感動を与えることが出来るのか、これが課題になる。その工夫や仕組みを創る・・・。これが創る人、それぞれの個性だろう。
 自然の創造物の花、例えばこの万作の花でも、万作らしい個性がある。
この個性に相当するもの(例えば仕組み)を、創る人各自が探し求めことになる。私の場合、縁なしステンドグラスの商品概念で格子型ステンドグラスの商品プランを掲げている。
 集客施設のお客様は、どんなステンドグラスに、癒しや感動を求めているのか。言い換えれば、共感してお客様に満足して頂くことが出来るのか、・・・今、花から学びながら知恵を絞ってビジネスプランやデザインコンセプトを練っている。

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投稿日:2019年02月06日

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