【ハローあおい】福寿草を撮る。3度目の正直で、判じ物の様な無常な写真も、幸せな写真も

 2月になって、ぐんまフラワーパーク(前橋市北部)の福寿草を撮るのが3度目だった。最初は節分の日(節分の日子供連れで賑わうぐんまフラワーパークで一番咲きの福寿草を)で、2度目は、蝋梅や紅梅、白梅、アザレア等いろいろ撮った時だが福寿草は余り変化がなかった、この時は赤い万作を見つけ喜んで逆光で撮ったが、全てイマイチ。次回は、この赤い万作と福寿草にチャレンジ、と決めてた。そして、今回の2月17日。

 アザレアフェスタの最終日でもあり、春めいてきた明るい陽射しもあって、いつもより賑わっていた。
 しかし、福寿草の咲くこもれびの森は、閑散としたまま。

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2度目の訪問時。やっと、つぼみが開いた、と実感しながら、パチリ。前回とあまり変化もなく撮ったままで保留した写真(上)を今回掲載。

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以降、3度目の今回撮った写真。
 撮影場所を流れの傍に移して撮ることにした。以前から切り株があったり急坂で道が狭く危ない所でいつしか道も雑草が生い茂り花壇の一部の様になっていた。ここで、撮っていると、背後の迂回路から変な目で見る老夫婦の視線を感じた。多分、花壇の中に入って撮っている、と勘違いしているな、と想ったが、言い訳するのも変だし、と戸惑いを感じたままだった。

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場所変えの効果もあって、判じ物のような面白い構図で撮れた。水辺の福寿草に木の影が映り込んだ構図。真ん中に配置し、魔手が福寿草を襲う無常感漂う構図で。撮るときの咄嗟の機転だったのだろう、ただ夢中だった。
 見えない魔手が、忍び寄ってくる!
自然を破壊する魔手かも。また、人を破壊する魔手かも、ならば差し詰め病気。何もできなくなるなぁ~、こうして写真を撮り歩くことも。これはつらいなぁ~。病気が最も怖い・・・、でも、頑張らないと。競泳のホープ池江璃花子さんの厳しい試練が浮かんできた。きっとプラスに転化するだろう。

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少し、離れたところで、パチリ。アップを狙ったが、距離があって残念。でも、望遠レンズに変えて撮るのも面倒。アップで撮れる場所が他にあるのだ。

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バラ園の脇に絶滅危惧種の花の集まっている花壇がある。そこでは、過去に何度も目の前で福寿草のアップを撮っている。
 そこに行くと、既に先客か撮影した痕跡がある。既に落葉がきれいに払いのけられ、つぼみも姿を現していた。
落葉模様と福寿草親子のアップ写真をパチリ。陽だまりで幸せな気分に浸った。

この後、赤い万作にチャレンジ!


投稿日:2019年02月24日

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