【ハローあおい】旬の花の河津桜、僅かひと月半でとうが立つ福寿草、花の命は短い

 3月18日の彼岸の入り、2週間ぶりにぐんまフラワーパーク前橋市北部へ。前回はハナモモやサンシュユ、福寿草等の撮影で3月5日だった気がする。その後、市内の河津桜を撮っていた。
 今回は、水仙やこぶしの花等を狙っていたが、フラワーホールの横の河津桜とメタセコイアの並木の美しさに、改めて感動した。とっても明るい華やかさがあった。

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 100m足らずの短い並木道の真ん中辺り。北を向いて順光で、パチリ。
冬景色のままのメタセコイア、冬木立から大きく変身し華やかな花を咲かせている河津桜。冬と春が同居している風景。明らかに春の勢いが満ち溢れていた。

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 振り向いて坂下の南側を、パチリ。午後2時の柔らかな日差しを受け落ち着いた雰囲気。枯木のようなメタセコイアのシルエットに、控え目な姿の河津桜は、上品な美しさだった。


 旬の花として脚光を浴びている河津桜と裏腹に、見頃から僅かひと月でとうの立つ福寿草の存在が気になった。
厳冬の節分の頃咲き出す福寿草は、花の少ない時期に鮮やかな黄色で、幸せムード一杯だった。それから僅かひと月半、花の命は短いの言葉通り、忘れられそうな福寿草。
 とうの立った姿に成長していた。

 ちなみに、とうが立つとは、1野菜などの花茎が伸びてかたくなり、食用に適する時期を過ぎる。2 盛りが過ぎる。年ごろが過ぎる。等の意味。

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 午後2時の陽射しは、荒れた厳しい環境にたたずむ福寿草を、優しく包む柔らかなスポットライトの雰囲気。それはエールの様にも見えた。茎が伸びた姿は、成長の証。厳しい環境で頑張る自立した証!

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 茎や葉が伸びる反面、鮮やかだった花は、縮み始めている様だ。
咲き出した頃は、幸せの花として、注目したが、その後のことは忘れていた。ウオッチしてみたい。

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水辺では、群生した福寿草に成長していた。これが、自生するために福寿草が好む自然環境なのだ。
徐々にではあるが、花寄り添える様になってきた感じがする。これがうれしい。


投稿日:2019年03月21日

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