【ハローあおい】市川市大門通りの思い出、平成初めの小岩菖蒲園、たそがれどきの花菖蒲
花菖蒲の写真ですが、シーズン到来より一足先に掲載します、と云うことで今までに撮り貯めたお気に入りの花菖蒲の花の写真を見て思い出にふけっている。
アナログ時代の写真なので、手札サイズの印画紙の写真で80枚程ある。
殆どが、東京にいた頃、正確には思い出の詰まった市川市大門通りにいた頃撮ったなつかしい花菖蒲の写真です。
小岩菖蒲園は東京都側の江戸川のほとりにあり、私は、市川からよく歩いて行っては撮った。だから、ここで撮ったものが一番多く、忘れることの出来ない思い出も多い。
そんな中に平成初めに撮った、たそがれどきの花菖蒲の写真が10数枚ある。
この花菖蒲の写真を見ていると、ふとその頃がよみがえる。
全てが逆光で撮った写真で花菖蒲のシルエットがくっきりと表れて、寂しいと云うか、もの悲しさを覚えるが、それでもなお、凛としているように思える。
その頃、彼岸に旅立った人を想いながら撮ったのだろう。そうに違いないのだが、今はもう記憶も風化している。
時の経つのは残酷でもあり、救いでもあると改めて思う。
だが、私のチャレンジの源泉は、ここにあり、今も生きている。
このとき、損得勘定の処世術を超えて、これからは「好きなことをやろう」と決心し、生活の場も群馬に移して、夢の実現に向けて第2の人生の旅立ち、再出発だった。
「好きなこと」とは何か、一番やりたいことで誰にも喜ばれる役立つこと、加えて、これまでの半生が充分生かせること、と考えた重たい選択だった。
これは、自分を生かす旅立ちでもあった、と思う。既に20年経つが、今もチャレンジが続いている。
私に、この生き方を決断させたのが、彼岸に旅立った人 だろう。私の分まで好きなことをして、と悔しかったに違いない。
店を継がなかった罪滅ぼしの感もあり、今もぐうたら生活を送っているが生涯現役でチャレンジだけは続けたいと肝に銘じている。
これが、私の人生であり、心を引き継ぐことだと思っている。
どうも、話が演歌になってしまったが、67歳のたそがれびとのひとりごとです。
いずれの日か彼岸へ旅立つ日まで夢に向かってチャレンジの旅を続けたい。
そして生ききりたい。
【花のジグソーパズル】【4】平成初めの小岩菖蒲園、 たそがれどきの花菖蒲の写真
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【注】関連キーワード(タグ)の雪餅草は、"市川市大門通り"と兼用してます。
投稿日:2009年05月21日