赤城山南東花めぐり日記

　大胡ぐりーんふらわー牧場（前橋市北部）は、道の駅と牧場との間に浅い谷底があり、狭い水芭蕉の花畑になっている。
　つい最近、牧場の桜風景は記事（異常な花冷えに、まれに自然が見せた厳しい美しさに遭遇、ラッキー）で、また、谷底の花畑は記事（狭い谷底は秘境の様な美しさ。青々とした水芭蕉の葉、真っ白な苞）で、紹介している。
　実は、もう一つ、素晴らしい景色を発見した。今回はそれを。

　牧場の谷側には、桜と杉が並木のように植わっている。傍らの遊歩道の頭上は桜の花が軒先のひさしのようにせり出し、陽射しを浴びて輝いていた。
　この光景を谷底に下る遊歩道から見上げて撮ったシーンが、今回のテーマ。

　谷底の狭い空間でしか見られない水芭蕉と満開の桜の共演は、まさに秘境の様な美しさ。

　谷底から牧場側の崖を見上げると、峠の頂上の様に見える。私には峠越えのイメージなのだ。
　私は、この峠越えを、目の前の目標（一里塚やマイルストーン）と、捉えチャレンジすることにしているので、この景色も常に注意深く眺めてきたが、毎回緑の葉の茂った桜の風景だった。
　ところが今回、満開の桜に遭遇し、今までに見たこともない驚きの景色を発見した。

　杉木立の間から、見える桜の満開景色は、紙芝居を見ているような気分！

　青空に浮かび上がる黒い幹と白い花弁のシルエットは、シンプルでモダンな輝き！

　並んだ襖絵の様なパノラマ！

　現実は、杉木立越しの桜満開の景色だった。

杉木立越しの桜のシルエット。
　谷側の桜と杉の並木路は、桜の花が頭上にせり出し、輝いていた。
谷底から見上げと、黒い幹と白い花弁とのシンプルでモダンなシルエット。
驚きの感動シーン！影絵のような幻想的な美しさに！立ち止り心奪われた。#赤城山　#桜　#前橋市　#大胡ぐりーんふらわー牧場 pic.twitter.com/NlTlN8iJuS

-- ハローあおい (@HarooGlass) 2019年4月20日