【ハローあおい】大沼周遊歩道からの逆さ地蔵岳、版画のイメージでシンプルな構図で

 11月5日、赤城神社から大沼周遊歩道を歩きキャンプ場へミニハイキングした際、輝く湖面と山をテーマにした写真も撮っていた。それは、穏やかなスカイブルーの湖面のさざ波が陽光で光り輝く素晴らしい光景で、山影やワカサギ釣りボートも景色に色を添えていた。さらに、版画の様な世界にもイメージは膨らんでいた。
 そんな写真を選んでみた。

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 大沼周遊歩道を登り終え振り向くと、静かな湖面風景が展開していた。正面左側が出発点の赤城神社、奥の山が小地蔵なのかな?、右側が地蔵岳。晩秋とは想えない穏やかな天気に恵まれた景色に、とてもラッキーな気分になっていた。

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 さらに歩くと、未だ紅葉の名残りや枯木立が広い湖面に同居する晩秋景色、厳しい冬に向かう直前に魅せる一瞬の貴重な温もり景色に見えた。oora211063.jpg

 儚さや厳しさと裏腹な穏やかな温もりが顔を出した優しい雰囲気、大沼の懐の深さを感じていた。oora211064.jpg

 遊歩道を下り、湖畔に沿ったなだらかな道になり、キャンプ場も近くになる。穏やかな湖面にワカサギ釣りボートが一隻、対岸に見える青い屋根の建物がワカサギの基地の青木旅館かな、長閑なワカサギ釣り景色。

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 ワカサギ釣りボートを、地蔵岳を背景に、パチリ。

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 逆さ富士ならぬ、逆さ地蔵岳、湖面に点々と蟻のように見えるのがワカサギ釣りボート。版画の様なイメージに、シンプルな構図で撮ったつもり・・・。
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 陽光の加減で、直ぐに逆さ地蔵岳は消えていた。もしかしたら、これが湖面の本質なのかもしれない!
幻のようでもあり、神秘的でもあり、明るい穏やかな湖面でもあり、・・・波立つ荒々しい厳しい湖面にも豹変する魔力を秘めている湖なのだ。これが大沼の魔力の様な魅力、見る感動魅せる感動の源になっている気がした。


投稿日:2020年11月08日

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