【ハローあおい】秋分の頃。レイジンソウ、カリガネソウ、トリカブト、図らずも全て紫色

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 9月21日、秋分の頃の魅惑的なツリフネソウの続き。実は、前日に赤城自然園のHPを閲覧して、レイジンソウが咲いていることを知った。未だ見ぬ花に、麗人の言葉が重なって浮かんできた。きっと、美しい容姿の女性のイメージに違いないと心弾み、どうしても写真を撮りたい、と。
 しかし、これは勘違いで、レイジンソウの語源は、花の形が伶人(舞楽の奏者)が被る冠に似ていることが由来だそうです。

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 薄紫色の2~3cmの小さな花で、美しい容姿というより、正直なところ貧弱な花の第一印象だった。余りにも麗人の印象が強く、先入観や期待感が大きすぎたのだろう。
 見慣れると、昔話に出てくるに日本鶴の様なイメージに印象も移ろいでいた。
レイジンソウ(伶人草)は、キンポウゲ科トリカブト属の多年草。そういえば、トリカブトにも似ているかな。

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 おぼろな容姿でなく、スッキリした鮮明な伶人姿を、パチリ。これ以上は無理だった。
どことなく、憂人(うきひと)・悲しみ人との共通点も探していた・・・。
【追記】ツイッターで、下記のコメントを頂きました。
花茎に屈毛がびっしりと生えているのでアズマレイジンソウだと思います。レイジンソウの毛は開出します。

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 レンゲショウマの園付近で、カリガネソウが咲き出していたので、パチリ。調べると、ホカケソウ(帆掛草)とも呼ばれ、和名は花の形状が雁に似ている草であることに由来する、と。

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 優雅に踊る様に円弧状を描く花姿、青紫色が清楚な雰囲気を醸し出していた。
カリガネソウは、昨年9月19日に同じ場所で撮っている。その時は、とっても神秘的な霊気の漂う雰囲気を感じ感動したことを覚えている。今年も、味わいに行くつもり。

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 道標15番のレンゲショウマの園で、一本だけ一際ノッポの茎に、薄紫色の綺麗な花が光を帯びて咲いていた。近づいてみると、トリカブトにみえたが、最近、名前ミスも多く自信ない。
 確認のためググッてみると、間違いなくトリカブトの様だが、ヤマが頭にくっついた"ヤマトリカブト"とある。
 さらに、「きれいな花には毒がある」って、毒草の代表格の様に言われてますが、花には罪がありません、とも書かれていた。

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 トリカブト(鳥兜)は、レイジンソウ(伶人草)とも同じキンポウゲ科トリカブト属の植物。
改めて似ていると思ったが、名前の由来も同じ説の他に、幾つもあった。

じっと見ていると、小鳥(インコ)の様に見えてくるのは、私だけかな?

 今回のレイジンソウ、カリガネソウ、トリカブトの花は、図らずも全て紫色系、気品ある花の感慨が深まっていた。秋本番の風情が感じられた。


投稿日:2020年09月26日

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